花弁 風邪は社会の迷惑です。

花弁 発見。

予約をしていたレ・メルヴェイユーズ ラデュレの
ミックスド フェイスカラー ローズ ラデュレを受け取りに行ってきました

アラベスク柄が施された美しいポットに一目惚れをし
発売されるのを楽しみにしていました

花弁チークは可愛らしい頬を演出してくれそうな106を選びました

ラデュレの花弁チークは本当に可愛いですね
お写真を撮っている間もその可愛さに終始うっとりとしてしまいました

ポットとチークを購入したので、限定のギフトボックスに入れていただいたのですが、
ボックスのデザインやお色が好みではなかった為…お写真は割愛します

コスメと言えば、12月1日より限定発売されているジルのクリスタルブルーム ブレスドラブと
プロミスドラブのオードパルファンとボディローションもお迎えしてきたので
またご紹介させてくださいね

花弁の最新情報を共有しましょう

これが、花弁だ。

『ふふふ・・』

「ん？」ウンスが起きたのかと思い
まだ夜も明けぬ刻にヨンは瞳を開けた

『久しぶりによく寝た気分
このように清々しいとは何年ぶりか』

などと思いウンスを覗き込むと
ヨンの胸に抱かれたまま
唇の両端を上げ微笑んでいる

そっと腕を外し、ウンスの顔に掛かる
髪を耳に掛けてやると『ふふふ』と
静かな笑い声が再び聞こえて来た

その寝顔を見つめていると
ヨンの目尻も緩みウンスと同じく
唇の両端が上がっていた
『起こして聞きたいものだ、その夢に
俺は居るか？』とヨンは思い
再び瞼を閉じる

「う～ん」と背伸びをしウンスは
瞳をゆっくり開いた
と同時にヨンは腕を緩め解放してやる

「ヨ、ヨン！起きてたの？」

「愛らしい寝顔を見ておった」

ヨンは片頬を上げそう呟く

「恥ずかしいわよ、起こしてくれても
良いのに、意地悪なんだから」

ウンスはそう言うとヨンの胸に顔を
埋め隠れてしまう

「何故隠れるのだ、ん？」

「だって・・・ぎゃ～」

「如何した、ウンス！」

ウンスは胸の辺りに集中する花弁に
驚き悲鳴をあげた、悲鳴の訳を理解した
ヨンが片頬を上げ一言呟く

「俺の証だ」

「・・・・はい・・・でもひどくない
肌が見えないわよ、ほらみて
胸が真っ赤よ」

ウンスはガバッと布団を捲ると
上体を起こし上半身をさらけ出すが
隣に寝そべるヨンと瞳がぶつかり
我に返った、その瞬間一瞬で
花弁同様真っ赤に
ウンスの躯が染まり、ヨンから
布団を奪い頭から被り潜ってしまう

「ウンス、俺が寒いではないか」

ヨンはそう呟くと、わざとらしく
躯を震わせウンスが潜る布団に
背後から潜り込む

「ヨンの意地悪知らない」

ヨンは背後からウンスの細い腰を
引き寄せピタリと重なった

「また、夜にお相手願う」

そう呟くと照れたように、起き上がり
着替え始める

「ウンス、もう 朝餉の刻ゆえ
起きなければ、エギョンに起こされるぞ」

「え？もうそんな刻なの
ヨン、私の衣どこに有るの取って頂戴」

ウンスは布団の隙間から腕を伸ばし
パタパタと敷き布団を上下に叩き
衣を探している

「一人で着れまい」

ヨンはそう言うと寝台のそばまで
近づき、下衣だけをウンスの手の平に
乗せた、もぞもぞと布団の中で
着替えるウンス

「ぎゃ～」とウンスは悲鳴をあげ
寝台の脇に座り込んだ

「ヨン・・どうしたのかな歩けないの」

「ん？優しくしたつもりなのだが」

ヨンは優しく抱き上げると、寝台に座らせる
ウンスの顔を覗き見れば瞳には
涙が溢れそうだ

「どうする、衣も着せられぬ、ウンス？
エギョンに頼もうか」

「まだ知らないもの無理よ、恥ずかしい
わよ・・・」

二人が悩んでいると
閨の扉の向こうでエギョンが声を掛ける

「旦那様、チェ尚宮様がおみえで
ございます、どちらにお通し致しましょうか」

「ウンス、ここに通して構わぬか」

ウンスがこくんと頷くと「連れて参る」
と、ヨンは閨を出て行く

「この戯けが」とチェ尚宮の怒鳴る
声が聞こえてくる
ウンスは恥ずかしいさで
頭から湯気が出そうな位真っ赤になり
両手で顔を隠した

「ウンス？甥が無体を働きすまなんだ
許して貰えるか
そなたが逃げ出す様な事あらば
甥の心が再び闇に引き込まれてしまう
生きてるようで
生きておらなんだゆえな・・・」

そう言うとチェ尚宮はウンスに向かい
深く頭を下げた

「叔母様・・・逃げ出すなんて
そんな事は決して有りません、だから
頭を上げて下さい、お願いします」

寝台の上でウンスは腕を目一杯伸ばし
チェ尚宮の上体を起こそうとすると
ヨンが手を貸し、ウンスをチェ尚宮の
そばまで連れて行く

「叔母上、衣を着せてやってくれ
ウンスが風邪を引いてしまうゆえ」

「ああ・・一人では着れまいと思い
王妃様にお願い申し上げて、参ったのじゃ、覚えるのじゃぞ、ウンス」

「はい」と返事を返すと、叔母も
笑みを溢すのだった

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ヨンは冒頭の記事の様に
ウンスに言いましたが、ないですよ
期待しないでくださいね(笑)

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